健康や美容に役立つサプリメントの基本や効果、副作用をわかりやすく紹介しています♪

サプリメントの効果と副作用基礎知識>過剰摂取(ミネラル)

サプリメントの過剰摂取(ミネラル)

前ページ、サプリメントの過剰摂取(ビタミン)の続きです。

ミネラルの中で、過剰摂取すると副作用が起きやすいものだけを、ピックアップしました。

カリウム、クロムなどのサプリメントは、過剰摂取による影響が小さいので、上限量は定められていません。また、ナトリウム(塩)は、1日あたり成人男性で10g未満、成人女性で8g未満という、目標値が決められています。

上限量とは、副作用が起きないとされる摂取量のことで、食事やサプリメントからの摂取をこれ以下にすれば、健康上のトラブルはほとんど起きません。

摂取量に注意したいミネラル

以下は、各ミネラルの1日あたりの上限量で、日本人の食事摂取基準を参考にしています。

年令 18〜29才 30〜49才 50〜69才 70才以上
男性 50mg/日 55mg/日 50mg/日 45mg/日
女性 40mg/日 45mg/日 40mg/日

■過剰摂取による副作用
食事やサプリメントで、上限量を超える鉄を、長期間継続して摂取すると、吐き気や嘔吐(おうと)、便秘や下痢などの胃腸障害、眼球鉄症などが起こる場合があります。

カルシウム

年令 18才以上の全ての人
男性・女性 2300mg/日

■過剰摂取による副作用
健康な人が食事やサプリメントから、カルシウムを過剰摂取しても、短期間であれば、副作用が起きることは、ほとんどありません。

しかし、これにも限界があって、上限量を超えるカルシウムを、長期間摂取した場合は、副作用のリスクが高くなります。

主な副作用には次のものがあります。
  ・腎臓結石
  ・動脈がカルシウムで石灰化→高血圧
  ・筋肉の収縮が悪くなる
  ・神経が不安定になり、イライラが増える
  ・ミルクアルカリ症候群
  ・他のミネラルの吸収が低下する

マグネシウム

年令 全ての年令
男性・女性 食品からの上限量はありませんが、
サプリメントからの摂取では、
成人で350mg/日、子児で体重1kgあたり5mg/日

■過剰摂取による副作用
マグネシウムは、健康な人が通常の食事やサプリメントから多く摂っても、余分な分は尿や汗から排出され、副作用が起こることはほとんどありません。

ただ、腎臓の病気や腎臓の機能が低下している方が、マグネシウムの薬やサプリメントを摂取すると、副作用のリスクが高くなります。

腎臓に障害がある場合の、副作用には次のものがあります。
  ・高マグネシウム血症・・・マグネシウムの薬を服用した場合
  ・筋力の低下や心臓発作
  ・のどの渇きや眠気、嘔吐(おうと)や下痢
  ・呼吸機能や神経機能の低下

亜鉛

年令 18才以上の全ての人
男性・女性 30mg/日

■過剰摂取による副作用
食品やサプリメントから、亜鉛を過剰摂取しても、大きな副作用が起こるリスクは小さいといわれています。

体内の亜鉛が多くなると、余分な分は、便や尿から排出され、逆に不足してくると、腸での吸収率を高める仕組みが、人間の体にあります。

しかし、長期間サプリメントで、過剰摂取した場合は別で、いろいろな副作用が起こるリスクがあります。

主な副作用には、次のものがあります。
  ・頭痛や発熱、嘔吐(おうと)、けん怠感
  ・腎臓や神経の障害
  ・腸での銅の吸収率が低下→銅欠乏症

リン

年令 18才以上の全ての人
男性・女性 3500mg/日

■過剰摂取による副作用
カルシウムの吸収や排泄に影響を与え、骨がもろくなったり腎臓の機能を、低下させる副作用があります。特に、サプリメントからの摂取には気をつけましょう。

モリブデン

年令 18〜29才 30〜49才 50〜69才 70才以上
男性 300μg/日 320μg/日 300μg/日 270mg/日
女性 240μg/日 250μg/日 230mg/日

■過剰摂取による副作用
通常の食事をしていれば問題ありませんが、サプリメントなどで過剰摂取すると、銅の排泄を増やし銅欠乏症を引き起こしたり、尿酸値を上昇させる場合があります。

マンガン

年令 18才以上の全ての人
男性・女性 11mg/日

■過剰摂取による副作用
通常の食事をしていれば、マンガンの過剰摂取になることはありません。ただ、マンガンを扱う工場では、肺から吸入して副作用が起こることがあります。

主な副作用には、次のものがあります。
  ・マンガン肺炎
  ・パーキンソン病に似た中枢神経の障害
  ・強い精神障害

年令 18才以上の全ての人
男性・女性 10mg/日

■過剰摂取による副作用
銅は、通常の食事をしていれば、過剰摂取することはありません。サプリメントで摂りすぎると、銅の中毒症で体調不良が起きます。

セレン

年令 18〜69才 70才以上
男性 450μg/日 400μg/日
女性 350μg/日

■過剰摂取による副作用
セレンを長期間、食事やサプリメントで過剰摂取すると、胃腸障害、下痢、脱毛、爪の変形、疲労感、末梢神経の障害などが起こります。

ヨウ素

年令 18才以上の全ての人
男性・女性 3000μg/日

■過剰摂取による副作用
ヨウ素は、昆布やわかめなどの海藻類に多く含まれ、食べ過ぎるとのどにある甲状腺がはれたり、甲状腺の障害が起こることがあります。

次ページ→一般のサプリメントの効果・効能一覧